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- 強石灰化システム導入
3月より導入しているCAPシステムです。(保険適用外の治療となります)
CAPシステムとは
歯質強化と石灰化を促し、フッ素をより効率的に生かしむし歯になりにくくするシステムです。
歯の表面は食事の度に「酸による脱灰」と「唾液中カルシウムによる再石灰化」を繰り返しています。
唾液中のカルシウムが少ない方は、これが追いつかないことがむし歯になる原因の一つです。
○汚れや細菌の温床となるベクリル(表面被膜)を除去
○歯の表面を活性化してHA(ハイドロキシアパタイト)の定着を促進
○フッ素化物を塗布して再石灰化を促進
フッ素のむし歯予防作用
・再石灰化の促進し、エナメル質の修復を促進。
・歯の質を強化
・菌の働きを弱める
CAPシステムの流れ
1.ジェルの処理後の歯は汚れがとれていますが、細かな凸凹の歯が表面には残っています。
2.パウダーにて歯の表面の凸凹を埋める.CAPシステムのパウダーの塗布により細かな歯の表面の凸凹を埋め歯質の強化・再石灰化を行います。
3.最後にフッ素で表面を仕上げることで歯面コーティング作用が得られ歯の歯質強化・再石灰化を促進します。
歯が強くなり、ツルツルにもなるためプラークなどの汚れが付きにくくなります。
※絶対にむし歯にならない訳ではございません。
きちんと歯ブラシをして、定期検診を受診することが大切です
こんな方におすすめ
■お子様のむし歯予防
生えたての歯はむし歯になりやすいです。
また、生え代わりの時期は歯ブラシがとても難しいため。
※10分程度お口を開けていられる方が対象となります
■歯がしみる
ポリリン酸は知覚過敏に作用が期待できます。
■高齢者のむし歯予防
歳を重ねると、歯ぐきが下がり歯が長くなったように見えます。
歯ぐきが下がって露出した歯は、エナメル質より軟らかくむし歯になりやすいため。
■矯正治療を始める方、終わった後
矯正装置を入れると、更にブラッシングが難しくなります。
むし歯予防も大切です。
■矯正治療で歯を削った方
スペースを作るために必要な処置です。
むし歯にならない程度のごく少量しか削りませんが、やっていた方がよりむし歯の予防につながります。
■ホワイトニングと一緒に(ハイブリッドホワイトニング)
白さの持続、よりしみにくく、色の補正作用があるためより白くなりやすいです。
※年齢が上がると効果がでにくいホワイトニングですが、CAPシステムと共にすることでより作用が期待ができます。
(全てにおいて個人差があります)
ポリリン酸はDNAからも検出される程、とてもリスクの低い物質です。
ただし、一度やったから終わりではなく、アフターCAPジェルの使用することでより作用の期待ができます。
日々のポリリン酸でのブラッシング、3~6ヶ月でCAPシステムを繰り返し受けることをご提案します。
歳をとってもできるだけ自分の歯で食事をする為、新たな習慣としていかがでしょうか。
詳しくは当院までお問い合わせください。