むし歯は、口腔内のミュータンス菌などの細菌が糖分を分解することにより酸を生成し、その酸が歯の表面(エナメル質)を溶かすことで発生するします。初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、進行するにつれて痛みやしみる症状が現れることがあります。やがて歯の内部の神経(歯髄)にまで達すると強い痛みを伴うようにもなります。
当院では、早期発見・早期治療を重視しています。歯を可能なかぎり削らず、神経を残すことを目標とした治療を心がけています。むし歯の状況や進行度、かみあわせなどに応じて、適切な治療法をご提案いたします。
また、むし歯になるかどうかは歯が磨けているかいないかだけが問題ではありません。むし歯の菌の量、口の中の環境・特性、唾液の性状、食生活、とくに甘いもの、炭水化物の摂取の頻度・量もかかわっています。そこで、口の中の状態を知っていただくためにまずは唾液検査(SMT)をオススメしています。(保険適用外で3000円+税になります)